令和6年の難民認定申請者約1万2千人のうち、1355人が2回以上の申請を繰り返しており、その約半数がトルコ国籍者だったことが判明しました。
SNSなどでは「難民制度の悪用ではないか」「本当に保護が必要な人を見極めるべき」と批判が相次いでいます。
報道の詳細
「難民制度の抜け穴」か? 繰り返し申請への疑問
滞在延長目的の申請が指摘される
日本では難民申請中は強制送還が停止される仕組みになっており、一部の申請者が滞在延長のために繰り返し申請を行っているのではないかという疑念が浮上しています。
特に、昨年6月の改正入管難民法により「3回目以降の申請者は強制送還の対象」となりましたが、実際には審査請求を行うことで滞在が継続できる現状に批判の声が上がっています。
SNSでは、「5回も申請して不認定なら、明らかに難民ではないのでは?」「何度も申請できるのは制度の欠陥」といった意見が多く見られます。また、トルコ国籍の申請者の多くがクルド人とみられるものの、日本では過去にほとんど難民認定されていない点も疑問視されています。
ネット上の反応
Xユーザーからは以下のような意見が寄せられています。
日本の難民制度はどうあるべきか
公平な審査と制度の適正運用が求められる
今回のデータは、日本の難民認定制度が適正に運用されているのかという議論を呼んでいます。
難民として本当に保護が必要な人を迅速に認定する一方で、制度を利用して滞在を延ばすケースをどう防ぐのかが今後の課題となります。
政府は、制度の抜け穴をふさぎつつ、人道的な配慮も考慮した適正な難民認定の仕組みを再検討する必要がありそうです。