「クマこそ被害者」物議の保護団体を直撃 バッシング浴びた「どんぐりをまけばいい」発言の真意
記事によると…
・全国各地でクマによる被害が相次いでいる。秋田県内で今年に入りクマに襲われるなどしてけがをした人は24日時点で57人で、これまでで最も被害が多かった年の3倍近くに上っている。全国でも少なくとも160人以上が被害に遭っており、国が統計を取り始めて以降最も被害の多かった3年前を上回り、過去最多を更新している。一方、今月5日に秋田県美郷町の作業小屋に立てこもったクマ3頭が駆除された際には、全国各地から苦情や批判の声が殺到し、大きな物議を呼んだ。人が安全な生活を営むためにクマを駆除するのはいけないことなのか。支部長が実際に現地まで足を運び駆除に抗議したという環境保護団体「日本熊森協会」の森山まり子名誉会長に、クマと人が共存するための方法を聞いた。
(略)
・今後、クマと人が共存していくためには何が必要なのだろうか。
「起きたことばかりを騒ぎ立てるのではなく、根本の原因、クマのエサをどうするかという問題について考えていかないといけません。クマの一番の好物はどんぐりで、どんぐりさえあれば柿やリンゴなど見向きもしません。今年のように不作の年は、全国の公園からどんぐりを集めて森の奥に置いておけば、人里に下りてくることはない。1頭あたり1日10キロ弱、50キロもあれば1週間は出てこないでしょう。『どんぐりのDNAが混ざって大変なことになる』と大バッシングを受けたこともありますが、ブナとミズナラには地域固有種があっても、クヌギやコナラ、アベマキは固有種がなく、日本全国同じもの。何も知らない人が批判しているだけに過ぎません。電気柵も有効。人もお金もないというのなら、森林環境税を原資に国策で進めるべきです。
ただ、これらはあくまで対症療法に過ぎません。根本的な解決策は、荒廃した放置人工林を地道な植樹で再び自然林に戻していくことしかありません。森に切り開いて、クマたちのすみかを一方的に侵したのは人間の方。森や水源を失った文明が滅ぶのは自然の摂理です。倫理観を持ち行動しなければ、いずれ人間にも大きなしっぺ返しが来るでしょう」
10/25(水) 18:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/205fe2e8980da398a032a80e56f8cafda9ae0a8f?page=1
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クマ
クマは、哺乳綱食肉目クマ科の構成種の総称。
出典:Wikipedia
ネット上のコメント
・あんなにたくさんの方が被害にあってる状態で、熊と共存とか無理でしょう。
・では、共存してもらおうか。
・そうしてクマは自分で狩りをする事を忘れて絶滅した
・一回襲われないと学べないみたいだな
・保護団体でクマ動物園を作ってそこで全個体を管理すれば解決!
・保護団体が定期的に餌をあげにいけば良いんじゃね?
・クマは猛獣と私は理解しているけど、同じオリの中で共生できる?今起きていることはそういうことだと思うけど。