プレジデントオンラインによると、2024年上半期(1~6月)の「バー、キャバレー、ナイトクラブ」の倒産が前年同期比で161.1%増となり、過去10年間で最多の47件に達したことが報じられました。
景気の停滞や物価高、人手不足、さらにはコロナ支援の打ち切りなどが要因とされていますが、特に「日本人男性のキャバクラ離れ」が加速している点が注目されています。
詳細:https://president.jp/articles/-/90283
日本人男性の「キャバクラ離れ」が加速
かつては「給料日後の定番」とも言えたキャバクラやラウンジでの散財ですが、近年はその習慣が日本人男性の間で急速に薄れています。この背景には、以下のような要因が挙げられます。
●価値観の変化
若い世代を中心に、合理性やコスパを重視する意識が高まり、「わざわざ高額な費用を支払ってまで通う必要性がない」と考える人が増えています。
●娯楽の多様化
マッチングアプリや相席屋といった代替手段が広がり、女性との交流方法が多様化。キャバクラやラウンジに通う動機が薄れつつあります。
●経済的背景
物価高や給与の伸び悩みなどで可処分所得が減少。さらに企業の接待や飲み会の削減傾向が、業界へのボディブローとなっています。
●社会的イメージの変化
「接待文化」そのものの衰退に加え、キャバクラなどの「夜の街」での遊びが一部で不健康な消費とみなされる風潮が強まっています。
業界への影響と未来の課題
こうした「キャバクラ離れ」は業界に深刻な影響を与えています。東京商工リサーチのデータが示すように、倒産件数の急増はその象徴と言えるでしょう。
また、現場で働くキャストの声からは、説教や暴言、自慢話を繰り返す「痛客」問題も浮き彫りになっています。
業界の未来を見据え、以下のような変革が必要とされています。
●新しいターゲット層の獲得
若者や女性も楽しめる「新しい夜の街」の提案が求められます。
●接客環境の向上
働く人々が安心して接客できるよう、迷惑行為対策やハラスメント防止を徹底する必要があります。
●デジタル活用の強化
オンライン接客やSNSを活用し、新たなサービス提供の形を模索することで市場の幅を広げるべきです。
「日本人男性のキャバクラ離れ」が加速する中、業界はこの変化をチャンスと捉え、新しい価値観に対応する必要があります。
この転換期をどう乗り越えるかが、日本の「夜の街」文化の未来を左右するでしょう。
ネット上のコメント
・昔のキャバクラは本当に気軽に遊びに行く場所だったけど今のキャバクラは一本数十万のシャンパンとか誕生日に数千万の売り上げしたとか普通のサラリーマンでは手の届かない場所にしてしまったのが一番の原因だと思うよ。
・絶対おばちゃんママが居るスナックの方が安いしオモロいって!
・ただ女と子と話すだけで数万円は高すぎて行かない。
・おもんないですわキャバクラなんか。スナックの方が勉強なる。
・金ばかり取って●らせてくれないんだもん。お話相手ならオバちゃんで充分だし。
・金でしか関係つなげないからな どうしても行きたくばい新規割で初めだけいけばいい
・キャバクラ行く前にカウンセリング行った方が良いよ。これガチ。性欲超えた欲求を満たそうと通っている事に気づこうよ。ホストもキャバクラもカウンセリングみたいなもん。