Tuesday, February 11, 2025
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れいわ新選組・伊勢崎賢治氏「中国はいくつの国に対して戦争をしたか?ゼロ。アメリカが一番戦争をする国。どっちがモンスターか?」

9日放送のNHK「日曜討論」に出演したれいわ新選組の伊勢崎賢治氏が、中国の軍事行動について言及し、ネット上で大きな議論を呼んでいます。

伊勢崎氏は「ジミー・カーター氏が米中の国交正常化を行った1979年以来、中国はいくつの国に対して戦争をしたか?ゼロなんですね」と述べ、さらに「アメリカが一番戦争をする国だとカーター氏が言っている。『どっちがモンスターか?』ということです」と語りました。

この発言は、中国の軍事行動や領土拡張の動きを軽視しているとの批判を招き、ネット上では「歴史を無視している」「戦争の定義を都合よく解釈している」といった意見が殺到しています。

「中国の脅威は本当にゼロか?」歴史認識をめぐる議論

伊勢崎氏の発言に対し、多くの批判が寄せられているのは、中国の軍事的行動を「戦争ゼロ」とする見方が現実に即していないという点です。

確かに、中国は1979年以降、他国に対して正式に「戦争」を宣言した例はありません。しかし、

・1979年の中越戦争(ベトナム侵攻)
・南シナ海での領土拡張と軍事衝突(ベトナム・フィリピンとの対立)
・インドとの国境紛争(1962年の戦争以降も断続的に衝突)
・台湾への軍事的威圧(頻繁な領空侵犯と演習)

など、中国は複数の国との間で軍事的衝突や威嚇行為を続けており、「戦争はしていない」と言い切るのは誤解を招く表現と言えます。

また、中国は南シナ海での人工島建設や香港・ウイグル・チベットにおける強権的支配など、軍事的・政治的圧力を強めています。こうした背景を考慮せずに「中国は戦争をしていない」と断言することに対し、「歴史を軽視している」「国際社会の現実を無視している」との批判が集まっています。

ネット上の反応

ネットユーザーからは以下のような意見が寄せられています。

・さすがにやばいだろ…カルトやん…

・流石です。

・ウイグル、チベット、モンゴルは全然別の国でしたよ。中国が卑怯な手口で侵略しただけ。口が上手いと侵略を無かったことにできるとでも思ってんのか。

・尖閣諸島で討論したらいいやん

・テレビ出演させていい議員ではない。

・公共放送でこの時期に活動家の直球プロパガンダ垂れ流すなんてイカれてるよ。

・息を吐くように嘘をつく

「戦争ではない」論の危険性と今後の議論

今回の発言に対する批判の本質は、「戦争」の定義を狭義に解釈し、中国の軍事的行動を軽視している点にあります。確かにアメリカは多くの戦争に関与してきましたが、それを理由に中国の軍事的脅威を見逃すことは適切とは言えません。

日本の安全保障や国際関係を考える上で、中国の軍事的動向をどのように評価するかは非常に重要な問題です。今後、こうした議論がより客観的な視点で行われることが求められるでしょう。

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