【ソウル聯合ニュース】中国の大手ビールメーカー、青島ビールの工場で作業員が原料に放尿しているとみられる動画が拡散していることを受け、韓国の広報活動などに取り組む誠信女子大の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)教授はSNS(交流サイト)で「中国産の食品を輸入する際には徹底した調査が必要」と韓国政府に求めた。
動画は中国の現地メディアなどが報道したほか、同国のSNS微博(ウェイボ)で検索ランキング上位を記録しているという。
徐氏によると、韓国の輸入企業は「青島ビールは国内用(中国)と輸出用の製造工場が異なる。動画の工場は国内用を生産していることを確認した」と説明した。
ただ、徐氏は「中国の食品衛生問題は今回だけではない」と指摘し、2021年に中国で裸の男が下半身を白菜の山に埋めてキムチづくりの作業をする動画が拡散した、いわゆる「裸キムチ男」騒動を紹介した。
2021年に中国で裸の男が下半身を白菜の山に埋めてキムチづくりの作業をする動画の一場面(徐ギョン徳氏のSNSから)=(聯合ニュース)
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