羽田空港(東京都大田区)で日本航空(JAL)機と海上保安庁の航空機が衝突した事故で、国の運輸安全委員会は航空事故調査官6人を派遣し、3日から本格的に調査を始めた。滑走路や機体の状況を調べる。
事故は、2日午後5時47分ごろ、C滑走路で発生した。札幌(新千歳)発羽田行きJAL516便(エアバスA350)と、海保機MA722機(ボンバルディアDHC8―300)が衝突し、火災が起きた。海保機に搭乗していた6人のうち自力で脱出した機長を除く5人が死亡。516便の乗客・乗員379人は全員脱出したが、14人がけがをした。【内橋寿明、木下翔太郎】
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